食・睡眠・ファスティングで作る「巡る美」
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肌の調子が気になるとき、つい「何を塗ればいい?」「どんな美容法をすればいい?」と、外側のお手入れに目が向きやすくなります。
もちろん、スキンケアやエステは大切です。
でも、肌も体の一部。
毎日の食事、眠り方、生活のリズムなども、肌の印象と無関係ではありません。
私はエステの仕事をしながら、食育やファスティングの指導もしています。
その中で感じているのが、「美容は外から整えるだけでも、内側だけを気にするだけでも足りない」ということです。
そこで今回は、「食」「睡眠」「ファスティング」の3つから、私が考える“巡る美”についてお話しします。
1.「巡る美」は毎日の積み重ねから
肌だけを見ない美容
同じスキンケアを使っていても、日によって肌の調子が違うことがあります。
よく眠れた翌朝は顔色がよく感じたり、外食が続いた後はむくみや重たさを感じたりすることもあります。
これは、肌の状態が化粧品だけで決まっているわけではないからです。
睡眠、食事、ストレス、紫外線、乾燥、運動量、体調など、いろいろな要素が重なって、その日の肌の印象になります。
以前の記事でも「肌は全身タイツのようにつながっている」と書きました。
顔だけが体から切り離されているわけではありません。
だから私は、肌を見るときも顔だけに注目するのではなく、その方がどんな毎日を過ごしているのかまで含めて考えるようにしています。
▶関連記事:全身の巡りが肌を変える|部分ケアでは変化が続かない理由
食・睡眠・ファスティングをどう考える?
「巡る美」と聞くと、血流だけの話に思えるかもしれません。
でも私がここで言う“巡る”は、もっと広い意味で使っています。
必要なものを食べること。
きちんと休むこと。
食べ続けている日常を、ときどき見直すこと。
体に何か特別なことをするというより、日々の生活を一度見渡してみるイメージです。
毎日続けるものが「食」と「睡眠」。
そして、必要な人がときどき取り入れる方法のひとつが「ファスティング」だと私は考えています。
2.毎日の土台になる「食」と「睡眠」
食事は肌と体をつくる材料
肌も髪も筋肉も、私たちの体は食べたものを材料にしながらつくられています。
ですから美容を考えるとき、食事を切り離すことはできません。
ただ、「これを食べれば肌がきれいになる」という食品がひとつあるわけではありません。
たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを、普段の食事の中で無理なく摂っていくことが基本です。
私は普段から、発酵食品や旬の野菜、発芽発酵玄米などを食生活に取り入れています。
それも「これさえ食べればいい」という考えではなく、毎日の食事をなるべくシンプルに整えたいからです。
味噌汁や納豆、漬物など、日本の食卓に昔からある発酵食品は、特別な健康食を買わなくても取り入れやすいものです。
続けやすいことも、食生活ではとても大切です。
美容のための食事は、特別なものを足すより、毎日の食卓を少しずつ整えることから。
私はそう考えています。
睡眠は体を休ませる大切な時間
以前は「夜10時から2時が肌のゴールデンタイム」とよく言われていました。
でも、肌のために大切なのは、その時間に必ず眠っていることだけではありません。
睡眠中には、体のさまざまな調整や休息に関わる働きが行われています。
そのため、睡眠時間が極端に短かったり、眠りが不規則な日が続いたりすると、翌朝の顔色やむくみ、疲れた印象などに違いを感じることがあります。
とはいえ、「良い睡眠をとらなきゃ」と頑張りすぎる必要もありません。
眠る時間が多少ずれる日もあります。
忙しくて十分に眠れない日もあります。
大切なのは、毎日完璧にすることではなく、自分なりに休める時間を確保することだと思います。
私は、美容も健康も「一日崩れたら全部だめ」とは考えていません。
また戻せばいい。
そのくらいの方が、長く続けられます。
▶関連記事:深い睡眠より大切な『切り替え習慣』。ONのまま眠っていませんか?
3.ファスティングは「ときどき見直す時間」
ダイエットだけを目的にしない
ファスティングというと、「何kg痩せるの?」と聞かれることがとても多いです。
実際、これまで私が指導した方も、きっかけはダイエット目的という方がほとんどでした。
でも私は、ファスティングを体重を減らすだけの方法とは考えていません。
普段は毎日何かを食べ、そのたびに消化や吸収に関わる器官が働いています。
私は年に数回、そんな「食べ続けている日常」から一度離れる時間としてファスティングを取り入れています。
私自身は、ファスティング中に頭がすっきりしたように感じたり、味や香りをいつも以上に感じたり、肌の調子がいいと感じることもあります。
ただし、こうした体感には個人差があります。
ファスティングは「食べないほどいい」というものでもありません。
初めての方が自己流で行うと、途中の体調変化に不安になったり、無理をしてしまったり、終了後の食事の戻し方で失敗したりすることがあります。
ファスティングは、食べない期間だけではなく、その前の準備食と、その後の回復食まで含めて考えるもの。
特に私は、断食期間そのものよりも回復食をとても大切にしています。
この部分については、別の記事で詳しく書いています。
▶関連記事:ファスティング中におすすめのスキンケア
外側と内側、どちらも大切
エステをしていると、「食生活を整えているからスキンケアはいらないですよね?」ということもありませんし、反対に「エステを受けているから生活は何でもいい」ということもありません。
肌の外側を整えること。
食事や睡眠など、体をつくる日常にも目を向けること。
どちらか一方を選ぶのではなく、両方を無理のない範囲で続けていく。
それが、私が考える“巡る美”です。
私は1階で発酵カフェ、2階でエステをしています。
一見まったく違う仕事のようですが、私の中ではどちらも同じところにつながっています。
肌を整えることも、毎日の食事を考えることも、ファスティングで一度食生活を見直すことも、目的は「今の自分を大切にすること」。
外からのお手入れと、毎日の食事や生活。両方から見ることで、美容はもっと無理のないものになる。
年齢を重ねるほど、私はそう感じています。
▶関連記事:エステとカフェを続けてきて見えた“本当の健康”(カフェブログ)
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「美容も気になるけれど、食生活も一度見直したい」という方も、気になっていることをお聞かせください。
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福岡県中間市で2008年から、美容を外側だけで考えず、食事や生活も含めてお客様と向き合っています。




